ジョブズが生み出したとされるMacintoshも、NeXTも、iMacも、iPodも、iPhoneも、iPadも、どれも歴史的なコンピュータシステムというべきだが、それらは、魔法のように無から生み出されたのではないい。技術とはすべて積み重ねの産物だといってしまえばそうなのだが、つまり、ジョブズは「パッケージング」の名人だと思うのだ。 たぶん一番近いのはスターバックス・コーヒーであり、もう少しテクノロジーに寄っているとするとダイソンだろう。スターバックスは、コーヒーの革新的な焙煎方法を開発しているわけではないが、新しいコーヒー文化を創り出した。独創的な製品を提供しているダイソンも、自社開発のモーターを使っていたりするが、必ずしも新しい技術とはいえない。 モノを売るということに関していえば、アップルはジャパネットたかたに似ているところがあるとも思う。生放送で全国に商品をPRし、セットアップサービスを徹底するジャパネットと、米国ではどこからでも1時間で行けることをめざす直営店を持つアップル。どちらもとてもユニークで、どこか似ていると思えるのだ。4万人いるアップル社員の半数以上が、Apple Storeで勤務していることをご存知だろうか?
スティーブ・ジョブズはどこにでもいる (via kogure)